Dialpad 導入企業インタビュー | 株式会社アウローラさま

Dialpad 導入企業インタビュー | 株式会社アウローラさま

こんにちは!
Dialpad マーケティングチームです!

今回の導入事例インタビューは、株式会社アウローラさまです。人材事業、保育事業、コワーキング事業を通して、女性が抱える社会課題を解決し、ひとりひとりが「自分らしく」輝ける世の中の実現を目指しています。

本日は サービス開発部と採用サービス事業部を兼任されている多久博之さま、採用教育部の山本真帆さま、広報の中島恵音さまに導入経緯や利活用について伺いました!


(写真左から : 中島さま、多久さま、山本さま)

(写真左から : 中島さま、多久さま、山本さま)

「急遽実施を決めたリモートワークも、Dialpadのおかげでスムーズな導入と通常と変わらない業務を実現できています」

----まずは多久さま、Dialpadの導入経緯について教えていただけますか?

多久:きっかけはオフィスの移転でした。移転が決まったとき、「これを機に社内のITも見直そう」という話が出てきたんです。そこで電話に関しても考えることになりました。

----電話に関して当時どのような課題があったのですか?

多久:以前のオフィスは、ひとつのビル内で3つの部屋に分かれていました。フロアは同じだったものの、離れた場所にあったんです。PBXは最初に間借りしていた部屋に置いていて、その後に増床を繰り返しました。
すると何が大変だったかというと、席替えをするたびに床を引き剥がして電話回線を接続し直し、「は〜、ようやく繋がった」という作業を延々とやっていたんです。回線がぐちゃぐちゃで、どれをどこにつなげばいいのか、これ外したらどうなるんだろうとか、例えるなら「黒ひげ危機一発」みたいな感じでした(笑)

----それは大変でしたね。

多久:なので、移転を機に電話もシンプルにしてしまおうということで、クラウドPBXを検討しました。

とは言っても、当初は恥ずかしながら「クラウドPBX」という存在すら知らなかったんです。はじめは「オフィス 電話 なくす」などでGoogle検索しました。その過程でクラウドPBXの存在を知り、Dialpadに出会いました。広告や口コミなどではなく、純粋に検索して見つけたんです。

また、新しいオフィスは、カフェのようなオフィスにしたいと思っていました。だからなおのこと固定電話は置きたくなかったんです。固定電話があるだけで従来のオフィスっぽくなってしまうので。それならばクラウドPBXにして、社用のiPhoneアプリ上で電話を完結できた方がいいと思い、導入を決めました。

(新オフィスの様子。ミーティングもカフェのような雰囲気の中で。)

(新オフィスの様子。ミーティングもカフェのような雰囲気の中で。)

----保守費用など、電話に関するコスト面でも課題はあったのでしょうか。

多久:保守費用ではそこまで大きなコストはかかっていなかったものの、席替えのたびに毎回床を剥がしたり、天井を駆けずり回ったりしていたので、その点の時間的なコスト(人件費)や心理的負担が大きかったですね。

もちろん、固定回線を新たに引くのには費用と時間が随分かかっていました。オフィス移転を決め2年くらい前に増床した部屋に電話を引くのに、結局3週間くらいかかったと聞きました。

----3週間もかかったんですね。Dialpadに変えて、どんな点が良かったでしょうか?

多久:通話データが可視化されたことで、今そこから新たな課題が見えてきているんですね。あまり電話に出ていない人がいるなとか、出られずに「捨て電」になってしまっているものが結構あるな、とか。Dialpadを利用する前は課題とすら認識できていなかったことなので、導入した価値があったなと思っています。

----新型コロナウイルスの影響で働き方にも変化があるかと思いますが、その点はいかがですか?

多久:その点でも非常に助かっています。弊社では3月1日より基本的にリモートワークを原則としていて、出社は必要最低限に留めています。なので、今は社員の3分1くらいしか出社していない状況です。大きな決断だったのですが、それを決めて実行に移すまでに3日しかかからなかったんです。

----それは速かったですね!

多久:もし固定電話を使っていたのであればここまでスムーズにいかなかったはずです。今後、仮に全員フルリモートになったとしても、会社宛の電話は全部Dialpadで出られるので、在宅でもオフィスにいるのと同じように電話対応ができます。もちろん、社員同士のコミュニケーションもとれます。それはかなり良かったことです。

全社的にリモートでやることを検討していたとき、「どんな課題があるだろう?」と考えてみたんですが、Dialpadをすでに導入していたことで、電話周りに関する心配はありませんでした。リモートワークというと、会社にかかってくる電話をどうするかという課題があると思いますが、この点についてはすでにDialpadでクリア出来ていたので、課題としてあがることもなく、「あ、 Dialpad入れてたからだ」とあとから気付いたくらい。これってすごいことですよね。

今までですとオフィスにかかってくる電話のために、どうしても誰かがオフィスに行かないといけなかったのですが、Dialpadでは代表にかかってくる電話もリモートで受発信できるので、スムーズに完全な形で在宅に切り替えることができました。

----今後、Dialpadをこういう風に活用をしていきたいとか、何かありますか?

多久:今はまだ全社員に社用のiPhoneを渡しているのですが、ずっと2台持ってないといけないのは手間ですし、今後はDialpadを活用して社用iPhoneをなくすこともできるのかな、と検討しています。

社用iPhoneって、社員が辞めた時に使い回すんですよね。そうすると中途の社員に、前のクライアントから電話が突然かかってきたり課題もあるので。

----なるほど。ぜひ、BYODを実現していただけたらと思います!


----では、次に採用教育部の山本さまにお伺いします。採用教育部でどんな業務をご担当されていますか?

山本:現在の業務としては、主に採用関連を担当しています。今でいうと、21年卒の就活生の説明選考会の司会や運営などですね。新卒採用に力を入れているのですが、それ以外にも中途採用だったりアルバイト採用だったり、採用サイトの運営全般を担当しています。

----山本さまが入社された頃はまだ固定電話だったそうですが、今Dialpadに変わっていかがですか?

山本:オフィスではフリーアドレスなんですけど、どこで働いていても電話が取れるのがいいですね。あとは電話を転送する際が楽です。固定電話の時代は内線番号で転送するじゃないですか。その番号を覚えるのが大変だったので、Dialpadは名前で検索できる点が便利だと感じています。 

(フリーアドレス x Dialpad でどこでも電話業務が可能に。)

(フリーアドレス x Dialpad でどこでも電話業務が可能に。)

----部署でのサービスの導入はスムーズでしたか。

山本:思ったよりスムーズだったと思います。始めは仕様の確認だったりとか、携帯電話の転送の方法をみんなで確認し合う、といった細かい部分の確認は行いましたが、それ以降は基本的に問題なく使用できるようになりました。

----先ほど多久さまから、「今後もしかしたら社用iPhoneではなく個人携帯でDialpadを活用していくことができるかもしれない」というお話がありましたが、もしそういう風になるとしたらどう感じますか。

山本:携帯が2台から1台になるのはすごく嬉しいです。ただその場合、休日に電話がかかってこないよう、プライバシーモードに切り替えると思うんですけど、私忘れっぽいのでプライバシーモードにしたまま平日を迎えてしまうこともありえそうだなと思いました(笑)

----その点に関しては、Dialpadで営業時間を設定できるようになったんですよ。たとえば営業時間を「平日9時〜18時」と設定したらそれ以降はご自身が指定したルーティングが適用されます。

山本:それはいいですね!早速あとで設定してみます。

----プライバシーモードの切り替え忘れもなくなると思うので、ぜひ!他にはDialpadのどんな部分を気に入っていますか?

山本:弊社には複数部署がありますが、部署ごとに直通番号を設定できるのも便利です。今まではまず代表電話にかかってきて、それを転送していたんですけど、電話がよく鳴る部署ってだいたい決まっているんですよ。なのでそこの部署に直通で電話してもらえれば、お客様にとっても「少々お待ちください」と転送される時間がなくなりますし、お互いにとって無駄がなくなりますよね。

あと、今は新型コロナウイルスの影響で在宅で仕事していますが、家でも仕事の電話が取れるって改めてすごいなと感じています。転送も問題なくできますし、通常と変わりなく仕事ができています。

----ありがとうございます!


----最後に広報の中島さまにお伺いします。改めて、アウローラさまの事業内容について教えていただけますか?

中島:メインの事業は、人材、保育、そしてコワーキング事業の3つです。人材事業に関しては人材紹介と求人広告の2つをやっています。人材紹介のメインターゲットは、20代前半の若年層女性で、一度就職はしているけれど次やりたい仕事がまだ未経験、という女性に焦点を当てています。

保育事業の方は、ママさんの「働く」を応援したい、サポートしたい、という想いで中目黒にある「ミネルファ中目黒保育園」を運営しています。AIロボットに自社開発のプログラミングを搭載して投降園の管理をするなど、保育士さんの負担も軽減できるような環境を作っています。

コワーキング事業の方は、「AURORA GARDEN(アウローラガーデン)」というコワーキングスペース運営と、フリーランサーのお仕事マッチングという2つの軸があります。コワーキングスペースは女性のフリーランサー専用の場所ですが、お仕事マッチングの方は男女問わずご利用できる形になっています。

----ありがとうございます。「女性の活躍」が大きなビジョンとなっている御社にとって、たとえば育児中であっても仕事が可能になるDialpadは非常に親和性の高いツールだと思いますが、その辺りはいかがでしょうか?

中島:そうですね。平時でもリモートワークなど、新しい働き方が今後できていけたらなと思います。「女の子の世界を変える」というミッションではあるんですけども、その本質は女性を優遇するとかではなく、あくまで女性も男性もフラットでフェアで、ジェンダー課題を解決する、というところなので、男女ともに働きやすい環境を作っていきたいです。

----中島さまは、Dialpadのどのような点が便利だと感じていますか?

中島:固定電話だった時は、通話記録が残らず、連携が取りにくい部分がありました。今は在宅であっても、誰が電話を取ったかがわかりますし、その通話音声も残るじゃないですか。それを確認すれば、どういう人から電話があって誰が取ってどういう話の内容だったのかがわかるので、たとえば障害を持っていて外で働けない人にとっても、すごく使いやすいというか、連携が取りやすくなっているのかなと感じます。

あとはやっぱり、「どこでも働ける」というのが大きいのと、転送する際に昔だったら「何々さんいますか?」と大きな声で確認していたのですが、その手間がなくなったのが嬉しいです。

----「○○さまからお電話です!あ、ミーティング中?わかりました」みたいなことですよね。

中島:はい、そういうのがなくなった分、効率が上がりました。自分だけでなく、オフィス全体が静かになった分、働いているみんなの集中力が欠くことがなくなりますよね。

(固定電話はなくなり、電話が鳴り響かない静寂なオフィスに。)

(固定電話はなくなり、電話が鳴り響かない静寂なオフィスに。)

----今、コロナウイルスの影響でリモートワークになって、生産性が上がったなと感じる部分はありますか?

中島:私たちの会社の働き方として、「月160時間」というのが決められており、それ以上もそれ以下も働くことは許されていないんですね。ですが、通勤時間がなくなることで無駄な時間が減り、その分リフレッシュできる時間が増えるので、その点は良くなったのかなと思います。

----本日はありがとうございます。今後ともお付き合いどうぞよろしくお願い致します。


Dialpad is the phone system designed for the way you work