こんにちは!
Dialpad マーケティングチームです!
今回の導入事例インタビューは、株式会社ベルパークさまです。
ベルパークさまは、キャリアショップ運営と法⼈営業を中⼼とする独⽴系携帯電話販売代理店として、情報通信機器販売サービス事業を展開されています。
2019年から長らくユーザーのお立場としても利用いただきながら、2021年からはDialpadの代理販売もいただいております。
株式会社ベルパーク 営業本部 法人営業部より、法人営業2G 課長 島田 昌征 さま / マーケティングG 課長 水間 龍弥 さま / マーケティングG テレマーケティングチーム 澤山 健太朗 さまにお話を伺いました!
株式会社ベルパークさま : https://houjin.bellpark.co.jp/
概要:
企業名:株式会社ベルパークさま
業種:通信
従業員規模 : 2,000+
利用プロダクト:Dialpad Talk
利用用途:営業部門でのご利用 / Salesforceとの連携
課題:
・データが蓄積されないことによる営業活動の口頭確認といった生産性の低さ
・各担当営業に依存したレポート内容・一次情報の欠落
・インサイドセールス・フィールドセールスの連携不足・機会ロス
・架電営業のブラックボックス化
導入の決め手:
・Salesforceとの連携
・営業効率の改善
・架電営業のデータ化・アナリティクス
導入効果:
・営業レポートの自動生成で連携不足解消・効率性アップ
・音声データ・アナリティクスによって架電営業の質向上・人材育成にも活用
▶︎新卒アポ率例年比5倍!
・コロナ禍での在宅勤務以降もスムーズに・リモートワークに即時対応
今後の展望:
社内での横軸展開・営業店舗への導入
コールセンターでのDialpad活用
Dialpad Aiでより充実したアナリティクスを活用
——ベルパークさまには2019年からDialpadをご利用いただいております。導入に至った背景や当時の課題感など教えていただけますでしょうか。
水間さま:背景としてはまず2019年の4月に私がSalesforceの社内担当者になったところからSalesforceのより良い使い方やオペレーションを模索していく中、同年に開催されていたSalesforce主催の展示会に参加しました。そこにDialpadさんが出展されていてその時初めてDialpadを知りました。元々電話周りのツールを探していたというわけではなかったのでDialpad目当てというわけでもなく、Salesforceを活用していくのに良いツールはないかという主旨で参加していたのですが、そこで出会ったDialpadさんのお話を聞いて「これは使える!」とその場で感じました。
——展示会で見つけていただいたのがきっかけだったんですね!具体的にどのような点で「使える!」と感じていただけたのでしょうか?
水間さま:営業架電時にSalesforceと自動連携できるのでログを残したりする業務効率が格段に上がるだろうということと、プッシュコールではなく電話帳の自動同期やクリックコールでワンタッチで架電が可能なので生産性も上がるだろうということ。それから、音声データやアナリティクスの活用でブラックボックスだった架電業務の内容を振り返ることができて新人や後輩の指導育成にも活用できるだろうと思いました。大きくはその3点ですね。
島田さま:当時はPBXを置いて固定電話と携帯電話で営業架電をするというスタイルでやっていたので、1件1件架電先を確認して番号を押して架電をしていく効率の悪さや、せっかくSalesforceを使っていても、固定電話で電話して架電結果をSalesforce上に残すという運用でやっていたが、話しながらメモをしてそれをまたSalesforceに登録するというプロセスのハードルが高くて、営業がなかなかレコードを残さないといった課題感をちょうど抱えていたんです。
水間さま:Dialpadに出会った時に、これならまさに弊社が抱えている課題を解決してくれるのではないか!と高い期待感を持ちました。そこから色々と調べさせてもらってトライアルを申し込んだという流れです。
——ありがとうございます。トライアルへのお申し込みから有償に切り替えて正式にご導入いただきました。本導入で当初の課題感は解決されましたでしょうか?
島田さま:はい、Salesforceとの連携は期待通りで運用の課題も解決されました。でもそれが社内で実現して本当の意味でDialpadの運用がうまくいくのには実は時間がかかりました。
水間さま:そうなんです。実は導入して最初の1年くらいはあまり社内で活用しきれていなかったんですよね。というのも、私自身は実際に導入者・管理者としてDialpadの機能や良さを理解した上で、このツールを使いこなせれば絶対に今より良くなるんだ、という信念を持ってやっていたのですが、社内のユーザーにDialpadアカウントを付与しても初めはなかなかツールの特性を理解してもらえないという部分があったんです。
レガシーな固定電話からクラウドPBXのアプリケーションへの変化というのもあって、通信環境に依存するということへの理解が足りなかったり、連携についても他の部分に不具合がありDialpadはきちんと機能しているというような場合でも、うまく連携されずレコードが残らなかったりということがあった時にそれをDialpadのせいにされて不信感を抱かれたり、という社内状況でした。
そうした状態でなかなか当初私が描いていたような運用が進まない中、2020年に新型コロナウイルスが流行し働き方が大きく変わる転換点が訪れました。
島田さま:そうですね、2020年の4月から緊急事態宣言が発令されて在宅勤務を余儀なくされたタイミングですよね。そこへきてDialpadを入れていて良かったね、とDialpadの評価が上がるきっかけとなりました。
水間さま:突然全社在宅勤務になって同僚や部下の稼働状況が全然把握できなくなるような状況で、Dialpadなら架電量が全部可視化されるので誰がどれくらい活動しているかがきちんと確認できる環境が整っていました。
島田さま:ログも自動生成されるので、コール数を報告/確認するマネージャー/営業双方が効率化されるとのことですし。これはどんどん活用していこう、となりました。
それがきっかけで社内で積極的にDialpadを活用してくれる人が増えてきて、不信感を抱いていたマネージャーたちも使っていくうちに機能や特性を以前より理解してもらえるようになり ”使えるツール” として社内での地位が少しずつ向上していきました。
——当初は電話というこれまでの当たり前を変えていかれるのに壁も大きかった中で、そこを乗り越えてどんどんとDialpad活用の幅を社内で広げていっていただいたんですね。
島田さま:はい。ただ、まだその段階ではコロナ禍でテレワークにフィットしたツールとして社内で重宝しつつもまだ電話の代替という部分も大きかったですね。社内でみんながみんなDialpadを使っていたわけではなく、固定電話や携帯電話の旧来の運用とハイブリッドで使用しているという状態でした。
もう一つの転換期としては2021年で、コロナ禍になって1年近く経過した頃に私が営業の育成を担当させていただくことになりまして、そこから新入社員の育成にDialpadを活用していこうということになったんですね。
背景としては、新入社員から案件情報の共有を受けるのにそれまでは情報の抜け漏れや伝達ミスが多くありました。案件管理をより確実にかつ効率化するのにDialpadが最適なんじゃないかと思いました。ログを残していければマネージャーも新入社員自身も日々の記録を漏れなく確認できますし、音声データの活用で対応の質も向上していけるのではないかと。
それで早速その年の新入社員から全員にDialpadのアカウントを付与してトレーニングを行い、彼らの架電業務は全てDialpadでやってもらうことにしたんです。そこでトレーニングを受けてDialpadを使いこなした新入社員が各チームに散らばって彼らを先頭にDialpadの社内活用が加速的に進んでいきました。
コロナきっかけの時と大きく違うのは、Dialpadを単なる電話の代替としてだけでなく、それこそ当初水間が描いた”より良い営業活動のためのツール” という形で社内認知されていくようになったんです。
それまではテレワークで使えるねということと、アナリティクスも架電数だったりの量的な部分でのデータしか評価されていなかったんですが、2021年以降の新卒は数字的な部分以上にDialpadの音声データを非常にうまく活用していったんですね。初めは我々マネージャーが彼らにDialpadをトレーニングして活用を促していたものがいつの間にか彼らが自分たちで積極的にデータを活用して自身のスキルアップに生かしていって。
架電効率も格段に上がりましたし、テレアポの「質」という意味でもDialpadを取り入れた以降の新入社員の方が圧倒的に成長率が高いんです。実際数字にも表れていて、今年の新卒なんかはアポ率も例年の5倍近い数字を挙げています。先輩社員たちは戦々恐々としていますね(笑)。
——それは素晴らしいですね!澤山さまは2022年入社でまさにこのDialpadを当たり前として使われてきた言わば「Dialpadネイティブ世代」かと思いますが、使い勝手はいかがですか?
澤山さま:仰っていただいた通り入社した初めからDialpadを与えられたのでそれ以前の固定電話で手打ちで電話して、というのがイメージできなくて。そこからの違いという意味ですと実感できていないのでわからないですが、もしDialpadがなかったとしたら不便だなと思います。
日々同期やチーム内でそれぞれの活動を確認していいところを取り入れていったりとお互いを高め合えていけますし、量的なところでも自分の活動履歴が明確に可視化できるので、マネージャーにちゃんと見てもらえるという安心感もありますね。
島田さま:マネージャーとしても「何件かけて何件がパイプラインで何件アポにつながって」と全て一連が可視化されるようになり評価もしやすくなったことに加え、「架電数は多いのにアポ率は低いよね」「架電数は少ないけど通話時間は長いね」など彼らの事細かな状況からどこが足りないのかといったことまで分析できるようになりフィードバックもより的確になって指導もやりやすくなりましたね。
水間さま:こちらが押し付けることなく自発的にDialpadを活用して、勝手に育っていってくれている印象です。Dialpadのおかげでそうしたことが実現されていて会社としても思いがけない良い効果を与えてもらっていると思っています。これがここからの数年で新人の若手だけでなく、上の世代にも波及していって欲しいなと思います。
——Dialpadのいいところを余すことなく活用いただけていて光栄です!
——ベルパークさまは2021年からDialpadの代理店になっていただいており、Dialpadをお客様に販売いただいております。我々としてもDialpadを実際に活用いただいてDialpadの良さを理解していただいている会社さんに売っていただけるというのは非常に安心感があります。
水間さま:そうですね。元々Dialpadを入れた頃から商材としても我々で売っていければ、ということは思っていまして、それがようやく2021年に実現した形です。我々が実際に日々使っているツールですので、導入で得られるメリットや変化も実体験として理解しています。お客さまの課題に寄り添ったご提案が叶えられるのも実際にユーザーとして使わせてもらっているからというのは大きいと思います。
若い世代もDialpadに関しては何も言わずとも勝手にどんどん売ってきてくれる(笑)。それはやはり彼らが社内でも特にDialpadを使いこなして一番良さを実感しているからこそなんだと思います。
——ありがとうございます!頼もしいお言葉をいただけて非常に嬉しく思います。
——今後のDialpadに対する期待や展望などはありますか?
水間さま:リリースを予定されているDialpad Aiにも大いに期待しています。AI機能によって今以上の分析やデータ活用ができるようになります。電話機能だけでなく、Salesに特化したAi Sales、コンタクトセンターに特化したAi Contact Centerのプロダクト展開もあり、さらに今後はビデオ会議ツールのDialpad Meetingsもリリース予定とのことで、これらが揃えばコミュニケーションの幅や業務効率・質がさらに向上していくと思います。
私が2019年にDialpadに出会って実現したかったことは一歩一歩叶ってきているなと感じているのでこれからのDialpadと一緒にまた変化していけるのが楽しみですね。
それこそ導入当初に社内で思うように展開が進まなくてもDialpadを信じてやってこれたのはDialpadを使いこなせば絶対もっといい環境になるという信念があったからでした。
それまでデータが残らなかったり、個々人の感覚値に頼らざるを得なかったりする営業プロセスや、若手からのボトムアップが難しく、成長・育成もしづらい構造だったり、働き方についてももっと自由度の高くできるんじゃないか、いろんな働き方を応援できればもっと幅広い人材確保にもつながったりするんじゃないか、と会社の課題感を色々考えていたことが、Dialpadによって解決されてより良い形にアップデートしていきました。
これからももっと良い環境を追求して実現していければと思っています。
——本日はありがとうございました!ユーザーさまとして、共にDialpadをお客様に届けていただいているお立場として、引き続きよろしくお願い致します!