Dialpad 導入事例インタビュー | 株式会社ネクストビートさま

Dialpad 導入事例インタビュー | 株式会社ネクストビートさま

おはようございます!
Dialpad Japan マーケティングチームです。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
2019年もDialpadを何卒よろしくお願いいたします。

新年最初の投稿では、Dialpadをご利用いただいております “株式会社ネクストビート” さまの導入事例インタビューのご紹介をさせてください。

導入の経緯や実際に運用される中での率直なお話を、経営管理グループ・情報セキュリティの井出さまにお伺いしました。


「Dialpadでコストも時間も大きく削減できる」

導入事例インタビュー
株式会社ネクストビートさま
経営管理グループ 情報セキュリティ 井出紀生さま

経営管理グループ 情報セキュリティ
井出紀生さま

ーー貴社の事業概要を教えていただけますか?

「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする。」というのが、当社のビジョンです。

大きな事業の柱は3本あり、「ライフイベント領域」「インバウンド領域」「地方創生領域」の3つ。

もともとは2013年に保育士の就職・転職支援「保育士バンク!」で創業した企業でして、それがライフイベント領域の柱になっています。現在は、子育て情報配信メディア「キズナ」、保育園の業務効率を支援するシステム「キズナコネクト」、保育士・幼稚園教諭・看護師の有資格者100%で構成されたベビーシッターマッチングサービス「キズナシッター」など、様々な事業に取り組んでいます。

さらに、インバウンド領域では外国人の転職支援、地方創生領域では宿泊業界専門の人材支援というように、基本的にHR領域から入って「機動的に柔軟性をもって」事業を展開しています。

ーーDialpadを導入されたのが2018年4月からですが、導入の背景を教えていただけますか?

ちょうど五反田から恵比寿にオフィスを移転検討していたときで、まずタイミングが良かったんです。

五反田のオフィスでは電話交換機 (PBX) を入れて普通の固定電話を使っていたんですけど、物理的に増やせなくなってきたので、新しいソリューションを検討していました。

PBXの継続利用検討は、オフィス移転時に必ず出てくる課題だと思います。

単に「電話できればいいや」ではなく、営業の人の行動を可視化したいなど、様々な要望があったなかで、一番フレキシブルに使えて、かつコスト面でも優れていたDialpadを選びました。

Dialpadは月額ライセンスと従量課金の通話料だったのでわかりやすく、費用感が読みやすかったのが良かったです。いくつかのサービスをトライアルしたなかでも一番導入しやすかったですし、使いやすかったというのが決め手になりました。

うちの会社は毎月10名前後入社しているので、仮に固定電話だと、その都度工事しなくてはいけない。その点、Dialpadであればコストも時間も大きく削減できます。

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ーー導入して約8か月経ちました。実際使ってみていかがですか? デメリットなども含め、ぜひ率直なご感想を(笑)

導入したての頃は、通話品質について社員からも言われましたが、最近は言われないですね。当初は安いヘッドセットを使っていたんですけど、ちゃんとしたヘッドセットを買ったら改善されました。

電話としての機能だけを見たら、まだ通常の固定電話回線の音質と比較すると気になる部分はあるかもしれませんが、Dialpadには電話以外の機能がたくさんあるので、単純に比較はできないと思っています。

たとえばClick-to-Call機能(※ブラウザに表示されている電話番号をクリックすれば、そのまま発信できる機能)がとても便利で、間違い電話も減ってすごく効率的に電話をかけられます。

ーーたとえば、それ以前は電話をかけるのに一件あたりどのくらいかかってたと想定されますか? 受話器を取って、番号を見て、押して。

慣れている人で10秒くらいですかね。

ーーそうすると一件あたりの発信の秒数が短縮されて、一日で見ればかなり効率は良くなりますよね。

そうですね。Dialpadでは電話回数のランキングが出てくるんですけど、営業職ですと平均的に1日数十件架電をしています。結構かけているので、業務効率の改善に役立っています。

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ーーDialpadを導入しみて、想定外の良かった点などはありますか?

実は、通話を録音できるところを新人教育などで活用できておりまして。

やっぱり売り上げの立つ、電話の上手な社員っているんですよね。そういう社員の会話を後で新人などが聞いて、「この部分がうまい」という感じで使うのと、あと実際に新人が話している録音を先輩が聞いて、「この言い回しが良くない」などフィードバックしています。

固定電話の時代は、マネージャーなどが横で聞いて、その場でフィードバックをするしかありませんでした。しかしDialpadであれば、録音したデータを後で聞けばいいので、マネージャーの予定を抑えたりしなくてよくなったり、電話をかけていて、いつ繋がるかわからないのをマネージャーが待っていたりとか、そういった無駄な時間を抑えられました。

また、地方のオフィスでは発信専用のフリーダイヤルを用意して、その管理もDialpadで行なっています。わざわざ現地で電話回線を引かなくても良いので運用が非常に楽になりました。また、九州の新人など入社したばかりの人が電話をする際も、現地のオフィスまで赴いて会話を聞く必要がなく、他拠点のうまい人がアドバイスする、といったこともしていますね。

ーーDialpadに今後期待することとはありますか?

今、社員間のやりとりは、電話はDialpadで、メッセージはトークノートで、と別々のアプリを使っているんです。なので、Dialpadにもチャット機能はあるので、もう少し利便性が高まってくるといいなと思います。メンションをつけたり、グループで話したりするのは今もできますけど、ファイル送信できないのはちょっと不便だなって。

あと、既にアメリカでローンチされているという文字起こしの機能が、日本でも早く出ないかなあと。

ーーそうですね。確かにアメリカではDialpadの持つVoice AIの一機能として、文字起こしの機能がローンチされていて、通話内容がリアルタイムで全て文字化されるようになっています。一例では通話の内容分析までできるようになっていて、うまくコミュニケーションが取れていない通話等は、スーパーバイザーさんにアラートメッセージを送って「この通話うまくいってないですよ」と教えてくれる。さらにAIが「こういう風に答えたらいいですよ」とヒントやアドバイスを送ることもできるようになっています。

ああ、それいいですね。

ーーたとえば、「お宅のサービスは高いじゃない」て言われたときになんて返せばいいか、ポップアップできるようになるようなイメージです。「1か月の契約を12カ月にすると何パーセント安くなりますよ」とか、返答のヒントがパッと出てきたり。日本でのローンチに向けて準備中ですので、もうしばらくお待ちください。

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ーーまたネクストビートさんの話に戻りますが、働き方改革にもすごく力を入れていらっしゃいますよね?

そうですね。会社の急成長フェーズの流れを止めないよう、生産性を高めるために、色々な取り組みをしているんですよ。

たとえば、執務エリアの会議室は全部スタンディング会議室で、無駄な会議をしないよう15分単位で使っています。また、戦略的仮眠室が男性用・女性用と一部屋ずつあるんですけど、効率的な睡眠を促せるようにホワイトノイズを入れたり、暗くなっていたり。一日30分までですが、仮眠の時間も勤務時間に認定しているんです。

「効率的に睡眠導入できるようにするのが重要だよね」という話をして、ニューロスペースさんという睡眠コンサルの会社に部屋の設計をお願いしました。


ーー仮眠も勤務時間に含まれるというのがいいですね(笑)

そうですね。勤務時間認定をされていることで、施策として浸透してきたかなと思っています。

他にも、隔週でヨガの先生がいらっしゃって、マインドフルネスの時間も取り入れています。特にエンジニアに好評ですね。エンジニアは大画面のスクリーンでの作業する時間が長く、目や、首・肩の凝りなどを抱えている人も多い。お昼の時間帯にマインドフルネスでリフレッシュ頂き、午後も集中して業務に取り組んで頂いています。

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ーーでは最後に、会社の今後の展望について聞かせていただけますか?

創業事業である、保育士の就職・転職支援「保育士バンク!」は累計登録者数が10万人になり、求人取り扱い数も業界最大規模にまで成長しました。この事業で圧倒的なナンバーワンの座を維持し続けることが大事です。そして、会社として次なる橋を育てていきたいですね。保育をはじめとする、ライフイベント領域だけでなく、インバウンドや地方創生という領域でも事業の幅と深さを出していきたいと思っています。

今後さらに人が増えて、このオフィスもいっぱいになったときに、周りにサテライトオフィスを立てていくのか、地方拠点を作るのか、どうなるかはまだわからないですが、どうなっても対応できるようにDialpadを選んだ、というところもあります。

オフィス環境を整える側としては、フレキシブルに動けないものを入れてしまうと、意思決定が遅れたりするので。


ーー本日はありがとうございました!

文・写真 中村洋太(ライター/Dialpad ブランドアンバサダー)


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