Dialpad 導入企業インタビュー | 株式会社OKANさま

Dialpad 導入企業インタビュー | 株式会社OKANさま

こんにちは!
Dialpad マーケティングチームです。

今回の導入企業インタビューは、社食サービス「オフィスおかん」を提供する株式会社OKANさまです。
オフィス移転をきっかけに全社的にDialpadを導入いただきました。
ご担当者さまに導入経緯と利活用についてお話を伺いました!


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「1ヶ月でオフィスの電話環境を全て構築。業務効率化によりセールスチームの架電数も倍増しました」

----貴社の概要を教えてください。

株式会社OKAN は、「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションに掲げるHRカンパニーです。2012年に設立しました。
主な事業として、プチ社食サービスの「オフィスおかん」と、今年7月に誕生した組織改善サービス「ハイジ」の2つを行っています。
私たちが解決したいのは企業の「人手不足」。それによる倒産も近年問題になっています。人手不足をなくすためには、採用も大切ですが、少子化のことを考えると今いる社員に安心して働き続けてもらうこと、つまり「人材の定着」が重要です。
そこでOKANは、「なぜ人は会社を辞めるのか」に注目しました。離職理由になっている要因を企業ごとに診断し、解決へ導いていくツールが「ハイジ」です。
また、「オフィスおかん」は社員が1品100円で健康的でおいしいお惣菜を食べられる社食サービスですが、こちらもコミュニケーションの活性化や従業員エンゲージメントの向上を通して、より働きやすい環境を作っていくためのサービスと捉えています。

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----Dialpad導入の背景を教えてください。 

2019年5月末に、代々木から池袋へオフィス移転したことが大きな理由です。新オフィスでは時間や場所に捉われない働き方を実現する「Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」を採用し、社員は業務に合わせて一日に何度も場所を変えて仕事をするスタイルに変更しました。
固定電話ではABWの働き方にそぐわないため、場所やデバイスによらず電話ができ、かつG SuiteやSalesforceとも連携可能なDialpadの導入を決めました。

----オフィス移転は5月末とのことですが、Dialpadの導入はひと月早い4月のことでしたね?

はい、移転とDialpadの導入はあえて時期をズラしました。オフィスと電話が同時に新しくなったら、慣れの問題や不測の事態などでバタバタしていたかもしれません。しかし私たちはDialpadを先に使い始めていたので、オフィスが移転してもいつも通り、何の違和感もなく仕事を進められました。
また、もし固定電話のままだったら、電話回線を引いたり、PBX(電話交換機)を置いたりと大変だったでしょうが、クラウドPBXなので新たな作業はほとんど必要ありません。オフィス移転でとくに忙しくなるバックオフィスの社員たちも、電話システム構築とは関係のない業務に集中できました。

----導入時の社員さんたちの反応はどうでしたか? 

Dialpadに限らずですが、新しいやり方を導入する時にはやはり不安はつきものです。Dialpad導入の際は、毎週の全社ミーティングで3回くらいにわたり「電話が変わる」ということを伝え、周知を徹底させました。Dialpadの操作はシンプルなので、使い始めてからもみんなすぐに慣れ、大きな問題も起きていません。

沢木社長も当時ツイートしてくださっていました。

沢木社長も当時ツイートしてくださっていました。

----業務効率に関して、全社的に改善された点はありますか?

Dialpadを導入する前は、電話の一次受けで工数が取られることが全社的な課題でした。かかってくる電話の多くは、導入企業様からの電話だったり、セールス宛の電話だったんですね。どうしても担当の者が取れないタイミングがあったりして、別部署の社員が取ると、それをまた転送したり、折り返したりしなくてはいけない。そういうのがストレスになっていました。
Dialpadであればチーム全体に電話がかかってくるので、一人が出られなくても、チーム内の誰かが出れば済みます。それで一次受けの問題が解消されました。
また、これまでは展示会などで人員が割かれてしまう際に、電話の一次受けができなかったり、反対にイベントから帰ってくると電話が殺到して対応し切れなかったり、そういう問題がありました。その点、Dialpadでは一時的に電話番号を発行してすぐに新しいグループを作れるので、展示会の時でも臨時グループを用意してうまく対応できるようになりました。
個人携帯と会社携帯の二つ持ちだった状態から、ひとつになったのもシンプルでいいですね。会社としても、社員が増えるたびに会社携帯を手配する手間がなくなりますし、コストカットにもなります。4GやWi-Fi環境下でも使えるので便利ですね。

沢木社長、ありがとうございます!

沢木社長、ありがとうございます!

----インサイドセールスの具体的な変化について、セールスグループ SDRチーム チームリードの中村美和子さまにもお話を伺いました。

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----中村美和子さまの社内での業務内容について教えてください。

私はセールスグループの中でもSDR(Sales Development Representative)という、商談設定を取るチームでリーダーを務めています。業務としては架電リストのコントロールなどを主に行っています。

----実際にDialpadを使い始めていかがですか?

個人的に一番嬉しかったのは、Dialpadに変えたことでどこからでも電話できるようになったことです。先ほどもお話したように、OKANのオフィスのコンセプトが「Activity Based Working」なので、普通のフリーアドレスとも異なり、行う作業やその時の気分によって場所を変えていくという仕事のやり方なんです。ブースで電話したい時もあれば、開けた場所で電話したい時もありますよね。
しかし以前のオフィスでは、固定電話に電話が鳴るため、どうしても場所の制約がありました。柔軟な働き方ができなかった部分は、みんな困っていたというか、最も適した環境で電話できてないなという課題を感じていたので、Dialpadは働き方そのものに良い影響を与えてくれました。
「オフィス移転+Dialpad」によって、ご覧いただいているように社員が好きな場所に行けるようになって、みんながより生き生きと仕事できるようになりました。そういう意味でもパフォーマンスが上がったのかなと思います。

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----仕事の生産性は上がりましたか?

上がりましたね。以前は会社支給のガラケーだったので、番号を手打ちする必要があり、架電するときの時間ロスが大きかったんです。打ち間違えてまた入力し直したり、ということもありました。それがDialpadに変わってからは、Salesforceからクリックコールで架電できるので、本当に楽ですね。
また、ガラケーだと手が空かないので、事前に100%情報を調べてから架電しないといけない状況だったのですが、Dialpadだと両手が空くのでコール音の間にも情報や履歴の確認、および活動履歴の入力が可能です。それにより時間を有効に活用できるようになりました。具体的には、Dialpadの導入前と導入後で、SDRチームの架電数は2倍、商談設定数は1.4倍に増加しました。
入電の際も、以前は固定電話だったのでしばらく話してみないと相手の情報(新規のお客様なのか、以前別の社員とコミュニケーションを取っているお客様なのか、など)がわからず双方ドギマギしてしまう、ということがありました。今はDialpad上にSalesforceの情報がリンクされるので、社員にとっては大きな安心材料となっています。

----貴社としての今後の展望などをお聞かせください。

2019年は色々と変化の大きい一年でした。オフィス移転もしましたし、社名も「おかん」から「OKAN」に変更し、リブランディングを図りました。これまでは「お惣菜サービスの会社」というイメージで見られがちでしたが、今年は「ハイジ」のローンチなどもあり、大きなイメージチェンジをしました。私たちは、今の日本の社会課題に合わせ、すべての働きたいと思う人が、働き続けられるためのサービスを総合的に提供するHRの会社です。2020年は、そのイメージをさらに強固なものにしていきます。
冒頭でもお話しましたように、OKANは「人材の定着」に関わるリテンションマネジメントに力を入れていきたいと思っていますが、「どうしたら社員の満足度が上がるのか」などの課題に対して、私たち自身もまだ正しい回答を持っている状況ではありません。なので、導入企業様への調査や社内での取り組みを通して、どんどん実証実験を進めていき、働き方に関する成功事例を発信していくような企業を目指しています。
そういう意味では、様々な働き方に対応できるDialpadは柔軟で、私たちの取り組みとも非常に相性が良いなと感じています。

----ありがとうございます。今後ともお付き合いどうぞよろしくお願い致します。

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Dialpad is the phone system designed for the way you work