Meet the Team : Kensuke Suzuki

Meet the Team : Kensuke Suzuki

こんにちは!
Dialpad Marketingチームです。

今回は、今月で入社1年を迎えたAccount Executiveの鈴木 謙介さんをご紹介します。
鈴木さんは世界各地で様々な経験をされてきたバックグラウンドをお持ちで、非常に魅力的なエピソードを伺うことができました!

それではどうぞ!



——Dialpadではどんな仕事を担当していますか?

Account Executive として、主にSMBやMMBを担当しています。

特に、「インバウンドセールス」と言って、お問い合わせをいただいた企業様に対して、アクションを行う業務を中心に担っています。その企業様について事前によく調査し、お客さまのニーズからソリューションまで様々な想定をしたうえで会議に臨み、抱えている課題をお伺いして、「それでしたらDialpadならこういうことができます」とお伝えする。そして、最終的に導入していただく。それが仕事の主な流れです。

「このような理由でDialpadを必要としているのではないか」「Dialpadのこういう便利な機能や活用方法をお伝えできたら、お客様が喜ぶのではないか」など、相手の立場で想像力を働かせ、お客様の課題に合ったソリューションを提案できるよう心がけています。

——前職ではどんな仕事をしていましたか?

前職はWeWorkのコミュニティチームで働いていました。

職歴を遡ると、長野県の大学を卒業後、在学中から続けていた富士山の登山ガイドの仕事をしばらく続けていました。ただそれは夏場限定の仕事だったので、何か定職を探さないとなと思っていた矢先に、日本法人のインドオフィスで働ける有期雇用の募集を見つけました。「ずっとインドに興味があったし、行ってみよう」ということで、インドで初めての会社員生活を送ることになりました。慣れない土地で大変でしたが、その経験で少しタフになれたと思います。

半年間インドで働いたあと、今度は日本に戻り、愛知県の自動車のパーツメーカーで営業をしていました。入社当時、ある国への新規進出計画があったため、拠点設立に合わせて海外赴任という予定で入社したのですが、入社してしばらくしてから計画が白紙になってしまったので、4年ほど働いた頃に転職を考えました。

その4年間はずっと愛知県に籠もっていたので、今度は「開けた世界に行きたい」「いろんな人たちと出会える職場で働きたい」と思うようになって、そんなときにWeWorkの募集を知りました。職種は、「セールスかコミュニティチームか、好きな方を選んでいいよ」と言われました。それまでの会社では一応営業をやっていましたが、入居している様々な方と関われるコミュニティチームの仕事に憧れて、そちらを選びました。利用する方々とコミュニケーションを取るなかで、自分の価値観を再形成できたらいいなと思ったんです。

実際、そこでのたくさんの出会いが本当に面白かったです。WeWork 丸の内北口だけで当時170社が入居していました。多種多様な仕事をしている方々と会話するなかで、それぞれの会社が成長していく様子を近くで見られました。いろいろな情報が入ってきましたし、「こんな面白い会社やサービスがあるんだ」と刺激を受けました。
Dialpadと出会ったのもWeWork 丸の内北口でした。当時Dialpad JapanのオフィスはWeWork 丸の内北口にありました。今は社員数20名を超えますが、当時はまだ10人に満たない頃でしたね。
(※現在のDialpad Japanオフィスは「WeWork 渋谷スクランブルスクエア」内)

その後、諸事情あって退職することになり、1年ほど海外を回っていた時期がありました。ミャンマーに滞在中、ひょんなことから俳優として映画に出演する話になり、アウンサンスーチーさんと一緒に制作記者会見に出席し・・・と、そのエピソードは長くなってしまうので今回は割愛しますが、不思議なことが起こる人生です(笑)

——なぜDialpadに転職を?

WeWorkを退職して1年が経った頃、「そろそろ仕事を」ということで本格的に転職活動を始め、何社か内定をいただきました。そのうちの1社が、サービス面でDialpadと少し重なる部分があったので、「Dialpadから見て、この会社はどう映っているんだろう?」と気になって、WeWork時代に親交のあったDialpadのMarketing & Business Development Managerの辻さんとお話しさせていただくことになりました。

実は、WeWorkで働いていたときから、Dialpadのことは知っていたものの、サービスの深いところまではわかっていませんでした。なので改めて調べ、そして辻さんから直接お話を伺うなかで、「え、こんなに便利なサービスだったんだ!」と衝撃を受けました。既に内定が決まっていた企業よりも遥かに魅力を感じたので、正直に「Dialpadに興味があります」とお伝えしたら、面接を受けられることになり、採用していただけました。

2020年11月に入社して、ちょうど1年が経ちました。

——実際に働いてみてどんなことを感じますか?

思っていた以上にフラットな組織だと感じます。マネージャーに対しても質問しやすいですし、他の部署の皆さんにも話かけやすい環境です。代表の安達さんからも、毎週たくさんの情報共有をしていただけてありがたいです。今後のサービス展開の話やグローバルでの動きだったりがきちんと社員全員に共有されるので、部署は違えどみんなが同じ目線で仕事できているのかなと思います。

会社によっては、一部の人に発言権が集中し、そうでない人の意見が通り難かったり、言いずらかったり、そんな組織もありますよね。だけどDialpadは全くそんなところではなく、お互いに認めて合っていて、助け合う文化や意見を発言しやすい空気があります。

——Dialpadの好きなところはどんな点ですか?

Dialpadの好きな点は、3つあります。

1つ目は、サービスの良さ。UIが優れた使い勝手の良さや、フルクラウドでビジネスに必要なコミュニケーションツールがオールインワンで揃う設計、デバイスを選ばないモビリティの高さ等々プロダクトとして自分自身が気に入っています。現時点でも便利ですが、Dialpadは今後さらに魅力的な機能が搭載されて、より良いサービスになっていきます。そんな未来の世界観を見据えながら仕事ができることにワクワクしていて、その気持ちがお客様にも自然と伝わっている気がします。

2つ目は、Dialpadの価値観です。Dialpadというプロダクトだから提供できる、場所に制約されない働き方、すなわち ”Work From Anywhere” や”Making Business Communications Great” を提唱しているところですとか、単に便利なサービスを提供するだけではなく、その先にある実現したい未来や価値観があります。そこに共感しました。

最後は、人です。「誰と働くか」を大切にしていて、その点、Dialpadは皆さんバックグラウンドも含め素晴らしくて、経験豊富で共に働きやすい方ばかり。採用面接で最後にお話した代表の安達さんも、パッションがあって、ビジネスの進め方やビジョンの話を聞いていても心から尊敬できる方でした。

——担当している仕事の今後の目標について

ITソフトウェアのセールスは初めての経験ではあるのですが、早く足りないスキルを埋めていき、対応するお客様のカテゴリーや規模感を広げていきたいです。

コールドコール(飛び込み型の電話営業)にも最近トライし始めていて、やっぱり難しくて最初はなかなかうまくいかないのですが、チームメンバーに「どうやっているんですか?」と聞いたりしながら、コツを学んでいます。
セールスチームメンバーにはそれぞれ個性も営業スタイルも違うプロフェッショナルが揃っているので、それぞれの良いところを吸収しながら成長していきたいです。Dialpadの一営業マンとして、しっかりと売上を立てていけるよう頑張ります。

——これまでの人生で、何かユニークな経験などはありますか?

長期の徒歩旅行をたくさんしました。

昔、自転車旅をしたことがあって、北海道のゲストハウスで他の旅人たちと飲んでいたんですね。大型バイクで旅する人は、「原付で旅するなんてすごい」と言い、原付で旅する人は「チャリで旅する方がすごい」と言う。「じゃあ一番すごい旅人って誰だろう?」という話題で、「徒歩で旅する人だな」と盛り上がったんです。
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』などを読んでいると、「昔の人は12日間で東海道を歩いた」みたいな話が出てくるので、「俺も歩いてみよう」ということで大学1年のときにチャレンジしました。東京から京都まで、結局14日かかりましたが、最後まで歩き切りました。

そこから歩き旅にハマって、翌年は四国八十八箇所の霊場を巡礼する「お遍路」を、39日間かけて歩きました。約1400kmです。

さらに翌年、世界遺産にも登録されるスペインの「サンティアゴの巡礼路」を歩きました。起点となるフランスの街から、北スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで、30日間かけて800kmの道のりを歩きました。海外の人たちと交流しながら、忘れられない経験になりました。

こうした数々の旅の経験から、新しい環境に入ることの楽しさや、チャレンジすることで得られる楽しさを学んだように思います。もちろんその都度、怖さや不安もあるのですが、「まずやってみる」という価値観があって、それがDialpadという新しい環境でのチャレンジを決めたこととも関係しているかもしれませんね。

——今後どんな人材に入社してほしいですか?

誠実さがあって、人のサポートに感謝できて、なおかつ人に対して自然とギブできる人。そのうえで高いパフォーマンスを出せるのが、Diapadの人たちだと思います。

皆さん、ものすごく優秀な方ばかりなのですが、周囲に対して常に目を配っていて、お互いをサポートする意識がとても強いです。やっぱりひとつのチームですから、独りよがりではうまくいきません。チーム内で支え合ったり、自分が助けになれるところがあればどんどん出していく。そんな会社のスタンスに共感していただける方に加わってほしいですね。

Dialpadでは様々なバックグラウンドを持った人たちが働いています。
ぼく自身、お話した通り、企業人一筋ではなく、旅をしたり色々な経験を経てきました。職歴としても、入社前はIP電話の知識もほとんどなかったですし、ITサービスの営業経験があったわけでもありませんでした。
職種の連続性はなくとも、Dialpadに強い思いがあって、これからスキルを伸ばしていけるような人材であれば、積極的に採用しています。なので、興味を感じたらぜひ応募してみてください。


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