こんにちは!
Dialpad マーケティングチームです!
導入事例特別企画として、fondeskを提供されている株式会社うるるさまと共同で「fondesk」「Dialpad」の両製品を効果的に活用いただいている企業さまに導入事例インタビューを行っております。
今回は特別企画第4弾として、ギークス株式会社さまにインタビューさせていただきました!
ギークス株式会社さまは、「21世紀で最も感動を与えた会社になる」をグランドビジョンに掲げ、ITフリーランスと企業をマッチングするIT人材事業を主軸に、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営を行うゲーム事業、ゴルフ業界のデジタルマーケティング支援を行うx-Tech事業、プログラミングスクール運営とオフショア開発を行うSeedTech事業を展開されています。
株式会社うるる 脇村さまと共に、ギークス株式会社 経営管理本部 コーポレートデザイン部 情報システム担当 リーダーの内野さまと中村さまにお話を伺いました!
★第1弾OKAN株式会社さま :
https://note.com/fondesk/n/nde178739d6a2
★第2弾RPAホールディングス株式会社さま :
https://japan.blog.dialpad.com/blog/customer-story/rpaholdings
★第3弾クリエイティブサーベイ株式会社さま :
https://note.com/fondesk/n/n69e008d832e1
*第1、3弾はうるるさまにて、第2弾はDialpadにて掲載
——本日はインタビューのご協力ありがとうございます!まずfondesk、Dialpad両プロダクトの導入経緯からお話いただけますでしょうか。
Dialpad導入の直接のきっかけは、2020年初頭にIT人材事業の一部だけWeWorkへの移転が決まったことです。弊社はそれまで毎年、人員増加へ対応するためオフィス増床を繰り返しており、常に「将来のオフィスのあり方」について見直し、検討を進めていました。旧オフィスにはPBXがあり、固定電話もあってという電話環境でしたが、この構成はスムーズな増床・フリーアドレス化などのオフィス活用を考える際には大きな悩みとなっていました。また営業活動の効率化・リモートワーク導入などの働き方改善を考える上でもボトルネックになることが多く、なにか良い方法はないかと様々な検討を行っていた時期でした。
WeWorkへは当初、一部門だけの移転であり、WeWorkでの固定電話設置のハードルが高かったことも相まって、当該部門だけDialpadを導入しました。固定電話での移転を考えた場合、電話基地局が変更になるため新たな電話番号を取得する必要がありましたが、営業上の理由から既存電話番号(03から始まる電話番号)を継続利用したいという要望も当時は大きいものでした。Dialpadに移行することで電話番号を継続利用することができたため、この問題は解決しました。また、フレキシブルな働き方を求めてシェアオフィスであるWeWorkへ入居したという背景もあって、電話システムを新しくするならばPBXは不要ですし、設定も簡易な方がいいと思っていました。
同時に、本社でも固定電話とDialpadを併用する構成に変更し、徐々にDialpadの利用を拡大していきました。
2021年7月にWeWorkへ全社移転したタイミングで固定電話を廃止し、全社導入に切り替えました。
また、fondeskの導入は2020年の9月です。コロナ禍の影響でリモートワークの制度を整えていた時期にあたります。当時は社内の電話対応のほとんどは出社したバックオフィスメンバーが行っていましたが、鳴った電話は全て取り、取次も多いという状況で、とにかく大変でした。電話対応の業務改善を行いたいと思っていた折にfondeskに出会い導入しました。
——Dialpad導入に際して、他社さんと比較されましたか?
他社も検討し、他のサービスも試してみたのですがあまり良くなかったんですよね。通話品質を比較項目として重視していて、Dialpadが他社よりも良いと感じたので選びました。また、構成によっては既存の固定電話や電話番号を継続活用でき、さらに会社支給のPC・携帯電話などの機器を選ばず、シームレスに利用できるという点も導入までの支障を少なくしたと思います。
——ありがとうございます。“働く場所を自由に選べるWeWork” と “固定機不要でスピーディに電話システムを構築できるDialpad” の相性は良く、働き方を変えようとWeWorkに入居される企業さまやスタートアップの企業さまにDialpadをお選びいただくことも多いです。WeWorkさんも実はグローバルでDialpadユーザー企業さまなんです。ギークスさまも、WeWorkへの入居は働き方の変化に対応するためとのことでしたが、Dialpadやfondeskを選ばれた背景にもそうした社内的な動きがあってのことだったのでしょうか?
移転前から社内では仕事の生産性を強化するプロジェクトがありました。WeWorkへの移転もその一環です。生産性を上げていくためにオンプレの機器は無くしていこう、電話もクラウド化していこう、という話が元々あり、Dialpadとfondeskの導入にも繋がっています。
——「生産性の向上」という命題に対して、Dialpad、fondeskはどのように役立ちましたか?導入メリットはどのような点でしたでしょうか?
Dialpadを全社導入したことで電話に関するオンプレの機器は全てなくなりました。設定や管理の手間も物理的に無駄なスペースもなくなりました。
また、現在は03から始まる電話番号をすべて廃止し、050番号に切り替え済みなのですが、実は全社移転の時に03番号の固定電話はいくつか残そうという話も出ていたんです。しかし、試算してみると従来回線の固定電話を残すということだけで莫大なコストがかかることがわかりました。具体的には、データセンターの設置・管理に200万円ほど、他にも諸費用を入れるとDialpad 050に全て移行した場合と年間で280万円ほどの違いが出たんです。
コストメリットだけでもこれだけのインパクトがあって、なおかつDialpadにしたときのフレキシブルさや他のメリットも考えた時に、経営陣もDialpadへの統合を理解してくれて、全社導入に至りました。実際にDialpadを全社で運用してみて全く問題もないですし、移転時にネックになりやすいオンプレ機器がないので、柔軟な選択ができるようになり、よかったなと思っています。
Dialpadを導入したことで、社員の働き方も大きく変化しました。自宅でもオフィスでも、リモートワークでどこからでも電話できるというのが最大のメリットですね。リモートワークの導入・固定電話廃止となると、今までの考え方であれば全社員に社用携帯を支給する必要があるかと思うのですが、Dialpadだと、社用携帯を支給していない社員もアプリケーションをダウンロードすればどのデバイスでも、どこからでも利用でき、BYOD*が可能なのでそこも助かっています。
*BYOD = Bring Your Own Device
機能面でもDialpadはただの電話としてだけでなく、アナリティクスやGoogle、Salesforce、Slackとの連携もあるのでそこも活用していきたいと思っています。
fondeskに関しては、とにかく「電話の音が鳴らない」という体験が最高ですね。バックオフィスではこれまで、鳴り響く電話対応に追われて、他の業務に手をつけられない状態でした。fondeskを導入してからは余計な電話に対応する必要がなくなり、本来の業務に集中できています。Slackと連携させて、通知がきた分だけ対応すれば良くなりました。「誰からの電話」で「誰が応答した」と記録が残るのもいいですね。余力を他に回せるようになったので、業務のクオリティが上がったと感じています。社員からもたくさんの好評価をもらっています。
fondeskとDialpadの導入は本当に生産性の向上に直結していると感じています。
——ありがとうございます!fondeskやDialpadに求めることなどはありますか?
Dialpadについては管理者目線でいうとグループ番号の人数上限*を緩和してもらえたらと思うことがあります。もっと大きなグループで利用したいというケースがあるので、そこをうまく運用できたらと思っています。
fondeskについては、Slackのメンション機能などをもっと活用していきたいですね。
両プロダクトともまだまだ使いきれていない機能がたくさんあるので、そこを使いこなせるようになっていきたいなと思います。
*Dialpad グループ番号1つにつきユーザー25人まで
——fondeskってすごくシンプルに設計されていて、簡単に始められて、導入したらノータッチでもいけちゃうんですよね。だから実は機能のアップデートとか結構やっているんですが、あまり周知できていないこともしばしばで。簡単すぎて、導入後お客様により活用してもらってサービスを成長させていくというのが課題かもしれません。
サービスのシンプルさは維持しつつ、どうアップデートしていけるかというところに注力しています。お客さまにも丁寧にお知らせしていきたいと思っています。(うるる 脇村さま)
——Dialpadにも同じことが言えますね。UIや設定が非常にシンプルである一方、使っていただきたい機能もたくさんあるので、そこをお客さまごとに上手に使いこなしていただけるようにサポートしていきたいと思っています。グループの人数上限についても求められる運用に合わせた解決方法をご提案させていただければと思います。
——最後にこれからのfondesk、Dialpadに期待することやメッセージがあればお願いします。
会社として各個人の多様な働き方を尊重しており、情報システム担当としても「好きな時に好きな業務ができる」「どこでもいつでも業務ができる」環境の構築を目指していますが、fondeskとDialpadでそれはかなり実現できていると言えます。
2つのサービスをもっともっと活用して、生産性のさらなる向上にも期待したいと思います。
——本日はありがとうございました!引き続きfondesk、Dialpadをよろしくお願い致します!